ゲーミングノートの消費電力(ワット数)はどれぐらい?電気代は?

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ゲーミングノートの消費電力

ゲーミングノートの消費電力から、電気代の目安を計算することができます。

ここではゲーミングノートの消費電力から電気代を計算する方法や、スペック毎の電気代、電気代を節約する方法を解説していきます。

集合住宅にお住まいの方はご自宅の最大アンペアを超えないように注意しましょう。

ゲーミングノートPCの消費電力

ゲーミングノートの動作中消費電力の目安
エントリーミドルスペックハイエンド
充電時15W25W35W
起動中65W75W85W
アイドリング中35W50W60W
ゲーム中100W115W135W
ゲーム中(高負荷)非対応150W190W

ゲーミングノートPCの消費電力はPCのモニター・性能・搭載パーツによって異なります。

スペックが高いほど消費電力が大きく、強力なACアダプタが使用されます。

最も消費電力が大きいのはCPU・GPUで、これらのパーツに高負荷のかかるゲーム中は消費電力がとても大きいです。

通常のゲームであれば100~135W。

高負荷のかかるゲームなら150W~190Wも消費します。

また充電中はエントリーモデルなら15W、ハイエンドなら35Wほどです。

スペック別のACアダプタの消費電力目安
・エントリークラス:120W
・ミドルスペック:230W
・ハイエンド:240W

ゲーミングノートPCの電気代はどのくらいか

ノートパソコンと電卓

ゲーミングノートPCの電気代を計算してみましょう。

消費電力はモニターサイズや性能・搭載パーツによって異なるため、自身が使用中・購入予定のPCスペックを参考に見てください。

電気代の計算方法

1ヶ月の電気代=消費電力✕目安単価✕1日の使用時間✕使用日数

目安単価を27円とし、通常ゲームを毎日5時間プレイした場合の電気代で計算します。

参考資料 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会(経済産業省)

エントリーゲーミングノートPCの電気代

0.1kWh✕27円✕5時間✕30日=405円

エントリーモデルは毎日5時間のゲームであれば500円以内に収まります。

ミドルスペックゲーミングノートPCの電気代

0.115kWh✕27円✕5時間✕30日=465円

ミドルスペックゲーミングノートPCの電気代はエントリークラスと比べ50円程度しか差はありません。

ハイエンドゲーミングノートPCの電気代

0.135kWh✕27円✕5時間✕30日=546円

ハイエンドモデルでは計算上546円ですが、ハイエンドモデルを購入するPCゲーマーの方は長時間ゲームをプレイすると思われるため、充電中の消費電力も併せて800円程度になるでしょう。

普通のノートパソコンとの比較

普通のノートPCと比較すると搭載されているパーツ性能が低い分、消費電力は小さくなるため、電気代も安くなります。

ただし普通のノートPCではゲームをプレイできないため、ゲーム以外の用途でゲーミングノートPCを使った場合では電気代に差はありません。

ゲーミングノートPCの電気代を節約する方法

電気の節約

ゲーミングノートPCの電気代を節約する方法は、電力の効率を良くします。

それは寿命を延ばすことにも繋がるので、できるだけ心掛けましょう。

ゲーミングノートPCの冷却効率を良くする

ゲーミングノートPCが高温になると、CPU・GPUといったパーツへの負荷が大きくなります。

負荷が大きくなると消費電力が上昇し、通常以上に電気代がかかります。

冷却効率に気を付け、定期的なメンテナンスや掃除、冷却アイテムを使用しましょう。

ゲーミングノートPCの高温化は熱暴走を引き起こし、PCの故障にもつながるため避けましょう。

つけっぱなしにしない

何もしていない時や睡眠を取る際は電源を落としましょう。

画面が付いていると65~85W。

アイドリング中でも35~60Wの電力を消費します。

使用していない時はシャットダウンを行うことで、消費電力を極力減らせます。

ゲーミングノートPCの消費電力まとめ

ゲーミングノートは持ち運ぶことが前提で設計されているので、消費電力が小さいです。

集合住宅では消費電力の大きなデスクトップを設置した場合、家のアンペア上限を超えてしまうこともあるので、電化製品が多い家庭ではゲーミングノートの方が確実でしょう。

ゲーミングノートの電気代はハイエンドでも月800円程度なので、それほど気にする必要もないでしょう。